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ドイツ製ローゼンタール陶器犬フィギュリン置物 Rosenthal

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テオドール・ケルナーの名作。
作品の中でも、犬と猫のフィギュリンは人気も高く有名で、こちらは代表作と言われているダックスフンド。
市場でも滅多に出ません。

大きいので存在感あり。
甘えたような表情や艷やかな質感など、ケルナーらしさの出た傑作と言われています。
大変古いヴィンテージ品、ご理解の上お願い致します。

■ブランド:ローゼンタール/ROSEN THAL
■製産国:ドイツ/GERMANY
■作品名: Young Duchshund(No.1247)
■デザイナー:テオドール・ケルナー/Th.KARNER
底面に「Th.KARNER」「1247」の刻印
■製造:1957年〜60年代
■付属品:無し
■底面のブランドマークにスクラッチ
※一流メーカーではほんの小さなミスでも厳しく製造段階でスクラッチを入れる
■サイズ:画像17、18参照
■テオドール・ケルナー
1884年〜1966年、ドイツ生まれ
動物フィギュリンの代表的な陶磁器彫刻家
フッチェンロイター、ニンフェンブルク窯(〜1918年まで所属)、アラッハを経てローゼンタールに入社。
1984年ドイツで展覧会が開催、現在でも人気の芸術家。

※ローゼンタールには1919年に入社したが、1934～1944年はアラッハ磁器製造所に連れて行かれた。
後にローゼンタールに戻り、引退までフィギュリンを作り続けた。

※ダッハウ＝アラッハ強制収容所
ナチス親衛隊長の管理下に置かれた刀剣類や磁器などを生産する製造現場。

※ニンフェンブルク窯
ドイツ７大名窯の1つ。
18世紀創業のバイエルン王家ゆかりの窯。

■ローゼンタール
1889年創業。
現代まで続くドイツの老舗陶磁器ブランド。
創業者はフィリップ・ローゼンタール。
前衛的なデザインで瞬く間にドイツを代表する世界的メーカーに。
ユダヤ人を起源に持つフィリップは、独裁者ヒトラーが君臨した1934年、その座を追われ家族と海外へ亡命。
しかしローゼンタールは既に海外にまで名を知られた有名ブランドだった事から存続。
その後、窯は跡継ぎ問題などで混沌、フィリップも1937年に死去。
第二次世界大戦後の1950年、父の遺志を継いだ息子フィリプが亡命先の英国から帰国。
ローゼンタールの権威を見事に復活させた。

#ロイヤルコペンハーゲン